雨の日は本を読んでいたい

あの時の本を読み返したら、今はどう思うのだろう。いつか読み返すために、思いついたことを書いておこう。読みたい本が尽きなければ、雨の日だって、晴れの日だって、読みたい本だけ読んでいたい。

哲学入門一歩前/廣松渉

続けて廣松渉を読んでみる。
相変わらずの当て字っぽい擬古文調で読みにくさは変わらない。
新哲学入門が哲学を語ろうとするための本であるなら、この本はその周辺にあるようだ。
前書きにあるように、廣松渉の思考の基礎にある、モノ的世界観からコト的世界観への転換を促すものである一方、その哲学から哲学史を俯瞰しようとする部分もある。
おなかいっぱいだ。


哲学入門一歩前-モノからコトヘ (講談社現代新書)

哲学入門一歩前-モノからコトヘ (講談社現代新書)