続けて廣松渉を読んでみる。
相変わらずの当て字っぽい擬古文調で読みにくさは変わらない。
新哲学入門が哲学を語ろうとするための本であるなら、この本はその周辺にあるようだ。
前書きにあるように、廣松渉の思考の基礎にある、モノ的世界観からコト的世界観への転換を促すものである一方、その哲学から哲学史を俯瞰しようとする部分もある。
おなかいっぱいだ。
- 作者: 廣松渉
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1988/09/16
- メディア: 新書
- 購入: 4人 クリック: 27回
- この商品を含むブログ (21件) を見る