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雨の日は本を読んでいたい

あの時の本を読み返したら、今はどう思うのだろう。いつか読み返すために、思いついたことを書いておこう。読みたい本が尽きなければ、雨の日だって、晴れの日だって、読みたい本だけ読んでいたい。

自省録/マルクス=アウレーリウス

前にも読んだが、気になって買い直して、読み返してみた。
だが、どうにも違和感がある。
沈思黙考し、死を想い、何物にも心を乱されない境地に至れ、と言っているようなのだ。
が、そのように生活できるのは、限られた境遇の人々なのではないだろうか。
もっと言えば、そのようには生きてゆくことはできない世の中なのかもしれない。
だがここで、現代批判を展開させたい訳でもない。
むしろ、人間の有り得べき姿を描き出すことは、哲学の一つの使命なのかもしれない、とすら思っている。
だが、この本に展開される命題をただ理解するのではなく、自らの行動指針として展開するのは、非常な困難が伴うのではないだろうか、と考えたのだ。
生活から浮遊し、永遠の相の下に位置づける、そんなことが可能だったのだろうか。
逆に、その不到達性ゆえに価値があるのかもしれない。


自省録 (岩波文庫)

自省録 (岩波文庫)

買ったのは岩波文庫
マルクス・アウレリウス「自省録」 (講談社学術文庫)

マルクス・アウレリウス「自省録」 (講談社学術文庫)

こっちは見たことが無い
自省録 (まんがで読破 MD109)

自省録 (まんがで読破 MD109)

これもマンガになっているとは…