気が遠くなる話
ホーキング、宇宙を語る―ビッグバンからブラックホールまで (ハヤカワ文庫NF)
- 作者: スティーヴン・W.ホーキング,Stephen W. Hawking,林一
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 1995/04
- メディア: 文庫
- 購入: 2人 クリック: 24回
- この商品を含むブログ (54件) を見る
ブラックホールという存在は、重力で潰れてしまった星と考えられている。
そこからは光すら脱出できず、そこはこの世界の特異点として存在するらしい。
もうひとつの特異点は、ビッグバン。
時間という概念も、物質という概念も無いところ。
一般相対性原理も、量子論も、大統一理論も、この世界を記述しようという試みであるらしいが、いまだに成功していない。
普遍的な言葉が存在し、それを記述できる、理解できるという考えは、傲慢ではないだろうか、と思う一方、希望を持っているということだろう。