雨の日は本を読んでいたい

あの時の本を読み返したら、今はどう思うのだろう。いつか読み返すために、思いついたことを書いておこう。読みたい本が尽きなければ、雨の日だって、晴れの日だって、読みたい本だけ読んでいたい。

ホーキング、宇宙を語る/スティーヴン・ホーキング


気が遠くなる話

ホーキング、宇宙を語る―ビッグバンからブラックホールまで (ハヤカワ文庫NF)

ホーキング、宇宙を語る―ビッグバンからブラックホールまで (ハヤカワ文庫NF)


ブラックホールという存在は、重力で潰れてしまった星と考えられている。
そこからは光すら脱出できず、そこはこの世界の特異点として存在するらしい。
もうひとつの特異点は、ビッグバン。
時間という概念も、物質という概念も無いところ。
一般相対性原理も、量子論も、大統一理論も、この世界を記述しようという試みであるらしいが、いまだに成功していない。
普遍的な言葉が存在し、それを記述できる、理解できるという考えは、傲慢ではないだろうか、と思う一方、希望を持っているということだろう。