雨の日は本を読んでいたい

あの時の本を読み返したら、今はどう思うのだろう。いつか読み返すために、思いついたことを書いておこう。読みたい本が尽きなければ、雨の日だって、晴れの日だって、読みたい本だけ読んでいたい。

青春ピカソ/岡本太郎


永遠のアバンギャルド

青春ピカソ (新潮文庫)

青春ピカソ (新潮文庫)


岡本太郎ピカソ、この組み合わせだけで、買う気になった。
なぜかこの夏は、岡本太郎がメディアで取り上げられることが多かった。
それはそれで嬉しい様な、そうでないような複雑な気持ち。
この本は岡本太郎ピカソの出会い、交流のエピソードもありつつ、ピカソの前衛性を通して岡本太郎自身の芸術観を披露している。
両者に共通するのは、永遠にアバンギャルドであること、それだけで心震えるのだった。