雨の日は本を読んでいたい

あの時の本を読み返したら、今はどう思うのだろう。いつか読み返すために、思いついたことを書いておこう。読みたい本が尽きなければ、雨の日だって、晴れの日だって、読みたい本だけ読んでいたい。

江戸狛犬図鑑/荒勝俊

気になったので借りてみた。

都内を中心に関東近郊も含め、各神社の狛犬の写真集である。

江戸初期から現代までを、大きく4つに分けて分類し、その特徴を解説している。

もともと作者という概念が無く、製作された地方の特徴が出ている江戸時代の狛犬の方が面白い造形だったりする。

300年前、400年前の名前も伝わっていない石工の作った狛犬を、こうして眺められるというのは、便利でもあり、その場で見れていない物足りなさもある。

この本をガイドブックに、東京の町散策をしたくなった。

なお、神社によっては、撮影禁止の場所もあるというのも、この本で知った。

そりゃそうか。

江戸狛犬図鑑
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