雨の日は本を読んでいたい

あの時の本を読み返したら、今はどう思うのだろう。いつか読み返すために、思いついたことを書いておこう。読みたい本が尽きなければ、雨の日だって、晴れの日だって、読みたい本だけ読んでいたい。

偶然のチカラ/植島啓司


乗れば勝ち逆らうと負け

偶然のチカラ (集英社新書 412C)

偶然のチカラ (集英社新書 412C)


偶然か必然か?
何がしかの原因がある結果なのか?
生きていく上での様々な場面で、そう問いたくなることがある。
だが、「負けてもいい」と思ってしまった勝負には負けてしまうこともある。
そこには直接的な因果関係は無いが、「流れ」に乗れば勝ち、「流れ」に逆らうと負けるということがあるようだ。
選択の誤りを招いてしまう原因は何か?
それとも偶然なのか?
一見、50:50の確率に見える選択も、実はそうではないこともある。
確率やギャンブル、そして宗教まで、様々なエピソードや引用を駆使し、先が見えない時の生き方的な話が主題のようだ。