雨の日は本を読んでいたい

あの時の本を読み返したら、今はどう思うのだろう。いつか読み返すために、思いついたことを書いておこう。読みたい本が尽きなければ、雨の日だって、晴れの日だって、読みたい本だけ読んでいたい。

豆腐屋桶川物語/城としあき

ふと読みたくなって、一気読みしてしまった。
大阪・東淀川の豆腐屋が舞台である。
主人公は、変な髪形の母親・八子と、豆腐のことしか頭にない兄・保、お気楽な弟・進の一家だ。
物語は、そんな一家が中心になっている、ホームドラマである。
大きなテーマやら、事件はない。
大上段に構えた、家族がどうとか、絆がどうとか、そういう話ではない。
豆腐屋としての日々と、一家を取り巻く人々とのさざ波のような出来事、それが何だか読み耽ってしまう。
連載していた頃から好きだったのだが、何度も読み返してしまう。


豆腐屋桶川物語 1 (モーニングKC)

豆腐屋桶川物語 1 (モーニングKC)

豆腐屋桶川物語 2 (モーニングKC)

豆腐屋桶川物語 2 (モーニングKC)

豆腐屋桶川物語 3 (モーニングKC)

豆腐屋桶川物語 3 (モーニングKC)

豆腐屋桶川物語 4 (モーニングKC)

豆腐屋桶川物語 4 (モーニングKC)

豆腐屋桶川物語 5 (モーニングKC)

豆腐屋桶川物語 5 (モーニングKC)


興味を持たれた方は、作者である、城としあき氏のブログで、第一話が公開されているので、どうぞ。
http://moromis.blog46.fc2.com/blog-category-5.html