何となく随筆が読みたくなって、図書館で何冊か借りたうちの一冊。
筆者の大道氏については何も知らない。
「居酒屋」と言いつつ、イタリア料理やフランス料理の店にも訪れているが、そんなことは大したことではない。
店の紹介かというと、そういった面も無いではないが、それがメインではない。
どうやら筆者は、ある種のスタイルを模索していたようだ。
導入部分の筆者の思うところが述べられ、店での様子が語られ、酔いの余韻を述べる、といったような構造であり、そこに筆者のスタンスが揺れ動いている。
思ったよりも軽く読み流してしまったようだ。
- 作者: 大道珠貴
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2009/10/15
- メディア: 文庫
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