雨の日は本を読んでいたい

あの時の本を読み返したら、今はどう思うのだろう。いつか読み返すために、思いついたことを書いておこう。読みたい本が尽きなければ、雨の日だって、晴れの日だって、読みたい本だけ読んでいたい。

マルドゥック・フラグメンツ/ 冲方丁

冲方丁が気になって、もう一冊借りてきた。

この前のはエッセイのようなものだったので、時代小説かSFか。

だがいきなり長編世界に飛び込むのは気が引けたので、短編集に手を出した。

だがこの選択は、結果的には失敗だった。

この本はマルドゥックシリーズの各長編のインテルメッツォ的な位置にあって、物語背景は長編に依存している。

だから、物語に入り込めず、また消化不良な終わり方のように見えてしまう。

 

マルドゥック・フラグメンツ (ハヤカワ文庫 JA ウ 1-11)

マルドゥック・フラグメンツ (ハヤカワ文庫 JA ウ 1-11)