冲方丁が気になって、もう一冊借りてきた。
この前のはエッセイのようなものだったので、時代小説かSFか。
だがいきなり長編世界に飛び込むのは気が引けたので、短編集に手を出した。
だがこの選択は、結果的には失敗だった。
この本はマルドゥックシリーズの各長編のインテルメッツォ的な位置にあって、物語背景は長編に依存している。
だから、物語に入り込めず、また消化不良な終わり方のように見えてしまう。
マルドゥック・フラグメンツ (ハヤカワ文庫 JA ウ 1-11)
- 作者: 冲方丁,寺田克也
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2011/05/10
- メディア: 文庫
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