雨の日は本を読んでいたい

あの時の本を読み返したら、今はどう思うのだろう。いつか読み返すために、思いついたことを書いておこう。読みたい本が尽きなければ、雨の日だって、晴れの日だって、読みたい本だけ読んでいたい。

チベット旅行記/河口慧海

読了まで何ヶ月かかっただろうか。

まぁ、長い旅行記である。

それだけ道中の出来事やら沢山あるのだが、事の仔細が、上から目線なのが気になった。

明治維新の矜持を前提に他国を眺めているので、それはもう酷い言い様である。

冒険記として、或いは民俗学として、当時のチベットの人々の暮らし様がわかるのだが、一方で偏見に満ちた政治や経済の記述はあてにならない気がする。

だが、二十世紀初頭の国際情勢や日本人の考えのようなものが透けて見えてくるのが面白い。

 

 

チベット旅行記

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