いつ買ったのか覚えていないが、装丁が奥村靫正氏の昭和63年の6刷である。
サイバーパンクという言葉も、昭和だったのかと思うと、感慨深いものがある。
今さらあらすじを説明したところで何も意味はないし、登場するガジェットやらギミックを解説したってつまらない。
というか、そもそもどんな物語だったのか全く覚えていなかった。
物語の舞台は千葉だけと勘違いしていて、アトランタ、宇宙ステーションと移動していくのも新鮮だった。
もともと1984年(オーウェルの年)に出版された物語なのに、古びた感じがしないのは、まだ現実が追い付いていない証拠だろう。
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