昨年、逝去されたニュースを聞き、1冊も読んだことが無かったことを思い、また忘れていたのだけれど、ふと思い出して図書館で借りてみた。
始めて読むのだからどの本でもよかったのだけれど、何となく朝のラジオで一言の説法をされていたのが懐かしく、タイトルに惹かれた。
家の法事でも僧侶の話は面白いものが多いと思っていたけれど、なるほど寂聴さんの説法もなかなか沁みるものがあった。
たぶん若いころは読まなかったけれど、ようやく読める年になったような気がする。
こういう本は子供には分からないだろうと思った。
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