雨の日は本を読んでいたい

あの時の本を読み返したら、今はどう思うのだろう。いつか読み返すために、思いついたことを書いておこう。読みたい本が尽きなければ、雨の日だって、晴れの日だって、読みたい本だけ読んでいたい。

寂庵説法/瀬戸内寂聴

昨年、逝去されたニュースを聞き、1冊も読んだことが無かったことを思い、また忘れていたのだけれど、ふと思い出して図書館で借りてみた。

始めて読むのだからどの本でもよかったのだけれど、何となく朝のラジオで一言の説法をされていたのが懐かしく、タイトルに惹かれた。

家の法事でも僧侶の話は面白いものが多いと思っていたけれど、なるほど寂聴さんの説法もなかなか沁みるものがあった。

たぶん若いころは読まなかったけれど、ようやく読める年になったような気がする。

こういう本は子供には分からないだろうと思った。