雨の日は本を読んでいたい

あの時の本を読み返したら、今はどう思うのだろう。いつか読み返すために、思いついたことを書いておこう。読みたい本が尽きなければ、雨の日だって、晴れの日だって、読みたい本だけ読んでいたい。

父 吉田健一/吉田暁子

吉田健一の娘さんの本があると知り読んでみた。

生前の吉田健一を知らないが、語られる姿は文士というよりは、サラリーマンのようだと思った。

もっと破天荒だったり桁外れなところがあるのが文士だという読者の勝手な想像とは異なっている。

恐らく家族の目から見たらそういうものかもしれないとも思う。

吉田健一の作品と吉田健一という人そのものは違うのだということを再確認する。