- 作者: 吉本隆明
- 出版社/メーカー: 中央公論社
- 発売日: 1995/04
- メディア: 文庫
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2巻目は古典について語っている。
古典についてと言うか、古典をどう読むか?ということである。
学生の頃は、古文の時間があまり好きではなかった。
冬休みの宿題として出された、百人一首の暗記も覚える気がなく、持っている辞書の中でも古語辞典はきれいなままだった。
もし、学生の頃にこの本に出会っていたら、もう少し何とかなっていたかもしれない。
古典だけではなく、夏目漱石や小林秀雄のあたりまで語っている。
吉本隆明の、テクストの読み込み方は、この本でもさえている。