何となく気持ちがささくれ立っているようなので、百鬼園先生の本を読む。
この本は阿房列車シリーズの2冊目である。
目的もなく列車に乗り、観光するでもなく帰ってくる。
第一にも増して、百鬼園先生はヒマラヤ山系君と、飄々とあちこちに出かける。
ふざけている訳ではないけれど、妙に可笑しい。
例えば、
と抜書きしようとしたけれど、抜書いても面白くないので、止めておこう。
ともあれ、すこし気持ちのささくれが落ち着いたような気がする。
- 作者: 内田百けん
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2003/10/29
- メディア: 文庫
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