何となく気になっていたので、図書館で予約していたのだけれど、酔っぱらって寄ったブック〇フにあったので買った。
小説もそうだったが、若い頃の焦燥感みたいなものと、諦念のようなものが、上手いバランスで表れているように思った。
全然違う人生なのにどこか共感ができるようなエピソードが綴られる。
何か良いことを言おうとしている風にまとめてしまうところも含めて、どこか過ぎ去った若い頃の感覚に重ね合わせる感じがしている。
読み手の勝手な共感ではあるが、果たしてもう一度読んだらどう思うのか、数年後、もしくは10年後にでも再読してみたい。
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