雨の日は本を読んでいたい

あの時の本を読み返したら、今はどう思うのだろう。いつか読み返すために、思いついたことを書いておこう。読みたい本が尽きなければ、雨の日だって、晴れの日だって、読みたい本だけ読んでいたい。

813/モーリス・ルブラン

8月13日に何か見覚えのある感じがして、軽く調べたら、アルセーヌ・ルパンシリーズの「813」だった。

そういえば読んだことあったっけ?と借りてみた。

小学生の頃、図書室で見たような気もするし、でもはまった記憶はない。

ヴェルヌは読み漁ったし、江戸川乱歩は大人になってから読んだ。

それで、たぶん初読だったのだけれど、これは推理ものというより、冒険活劇、ジュブナイルの類だと思った。

こちらがオリジナルなのに、どうしてもルパン三世のイメージとごっちゃになるし、ご都合主義的な物語なのは致し方ないだろう。

だがそれもまた楽しく読めた。

なお「813」の意味するところは、未だ明かされない。