出張に持っていく本をさんざん悩んだ挙句、この本を持っていった。
だが、出張というものを甘く見ていたのか、あるいはこの本の特性を見極め切れていなかったのか、原因はどちらか判らないが、あまりぴったりと言う気がしなかった。
おもに読んだのは、飛行機の中なのだが、アナウンスやドリンクサービス、機内食などで時間は寸断され、いくら短篇とは言え、急き立てられるようにページを閉じる。
実際に急き立てられている訳ではないのだけれど、何故か落ち着かない。
やはり旅には雑誌の類が合っているのだろうか。
旅と本のベストな組合せを、まだ見つけていない。
- 作者: リチャードブローティガン,藤本和子
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2008/03/28
- メディア: 文庫
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