立ち読みしたのだが、たぶん買わないだろう。
集められた写真はそれぞれが素晴らしいのだが、やはり買わないだろう。
何故買わないのだろうか。
何となく買わないのだ。
本ではなくオリジナルプリントだったら、買う気になるのかもしれない。
100万円あったら何に使う?という質問に、その金を握り締めて絵を見に行って、気に入った絵を買う、そういう眼で見ると絵も違って見える、そんな話が、黒田硫黄の「茄子」にあった。
そういうことなのだ。
- 作者: 川本三郎
- 出版社/メーカー: 平凡社
- 発売日: 2007/01
- メディア: 単行本
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