雨の日は本を読んでいたい

あの時の本を読み返したら、今はどう思うのだろう。いつか読み返すために、思いついたことを書いておこう。読みたい本が尽きなければ、雨の日だって、晴れの日だって、読みたい本だけ読んでいたい。

オシムの言葉/木村元彦


だれが語っている


義理の両親の家から借りてきて読む。オシム監督の生い立ち、その業績、ユーゴ紛争、そんなことが綴られている。オシム監督が何かを語っている以上に、オシム監督について誰かの言葉を借りてきたり、言葉を重ねたり、つまりこの本は、オシム監督について誰かが語る、という本なのだ。ちょっと感傷的に流れるきらいもあり。