雨の日は本を読んでいたい

あの時の本を読み返したら、今はどう思うのだろう。いつか読み返すために、思いついたことを書いておこう。読みたい本が尽きなければ、雨の日だって、晴れの日だって、読みたい本だけ読んでいたい。

秘島図鑑/清水浩史

幻島図鑑を借りる際に、こちらも気になったので合わせて借りた。

こちらが、先に出た本のようだ。

無人島だけでなく存在しない島、行きたくても行けない島、なども含まれている。

日本は島国だというけれど、島であることを意識することは少ない。

何となく確固とした大地がどこまでも続いているような気になっている。

ところがここに紹介されているような小さな島を見ると、それが揺らぐのではないだろうか。

海という広大な領域の中で生きることのできる小さな場所。

著者が島の歴史やエピソードを掘っていくことは、自分たちの存在証明のようなものではないだろうか。

などと考えた。