雨の日は本を読んでいたい

あの時の本を読み返したら、今はどう思うのだろう。いつか読み返すために、思いついたことを書いておこう。読みたい本が尽きなければ、雨の日だって、晴れの日だって、読みたい本だけ読んでいたい。

七つの夜/ホルヘ・ルイス・ボルヘス

久しぶりにボルヘスを読み返す。

テーマは「神曲」「悪夢」「千一夜物語」「仏教」「詩について」「カバラ」「盲目について」

1977年ブエノスアイレスのコリセオ劇場での講演である。

恐らく78歳、自分の周りの年上の方々と比べてしまうが、ずっと瑞々しい感じがする。

歳を重ねるのも悪くはない、と思えるような本である。