もしかすると、吉田健一の批評を読むのは初めてかもしれない。
批評のようなエッセイのような、グニャグニャとした文章は分かりにくいので、批評には向いてないように思った。
でもそれは、読み手側の長いサラリーマン生活の因習で、先に結論を知りたがってしまうからだろう。
とはいえ読みにくい。
かいつまむと、18世紀に完成したヨーロッパ的な世界は19世紀にヨーロッパとしての自己認識により頂点に達し、その自己認識がゆえに世紀末として普遍性に至った、ということのように思った。
もしかすると、吉田健一の批評を読むのは初めてかもしれない。
批評のようなエッセイのような、グニャグニャとした文章は分かりにくいので、批評には向いてないように思った。
でもそれは、読み手側の長いサラリーマン生活の因習で、先に結論を知りたがってしまうからだろう。
とはいえ読みにくい。
かいつまむと、18世紀に完成したヨーロッパ的な世界は19世紀にヨーロッパとしての自己認識により頂点に達し、その自己認識がゆえに世紀末として普遍性に至った、ということのように思った。